コラム

「ダイエット専門トレーナー」を選んだ理由

  • パーソナルトレーナー 著者:浅井 重順
自分の経験が生かせて、喜んでもらえる仕事

自分の経験が生かせて、喜んでもらえる仕事

「シュワルツ(浅井)さんどうして今の仕事してるんですか?」って聞かれることがあります。

ちょっと(実は長いんだけど)お話しますね(^^)

それは、高校生の時、衣料品店でアルバイトしてたんです。そこのお店、来たお客さんに何故かサービスで、コカコーラ出してたんです。あの懐かしいレギュラーサイズのビンの奴です。
裾上げとかの、待ち時間に出すんです。今考え得ると不思議な光景…
ビンコーラを飲みながら、店を歩くお客さん…
そこの、社長さんが、
「浅井君、いつでも好きなだけ飲んでいいからね」なんて、言ってくれるもんだから真に受けて飲みますよね?
高校生だから、なんぼでも飲みます。遠慮しないで飲みます。毎日毎日、コーラ飲みます。
見事に、太りました!(>_<)

そこからです、悲しい高校生活は。
遠足に行けば、股ズレで痛くて痛くて大変なことになるし、マラソン大会はまさに地獄…

最大の致命傷なのが、モテないこと(>_<)
でも、食欲は止まらない…
ダイエットにチャレンジするも、3日持てばいい方。

失敗に次ぐ失敗で、なかなかデブから脱出することはできなかったんです。

そしてある日、痩せたい気持ちとは裏腹に、一向に減らない体重を何とかできないかと、市の体育館のトレーニングジムに行ったんです。
とりあえず、使い方も良くわからないから、適当にガチャガチャやってたんですよ。

すると、「あれ、浅井じゃないの?」って指導員が話しかけてきたんですよ。
「え?」
「俺だよ、高校の時の同期の〇▽だよ!」
「え!」
びっくりですよ。
高校の時は、部活も何もやってなかった、どちらかと言うと影の薄い文科系の彼が、なんと逆三角形のすごい体になってたんです…

シャツを着ていても、胸に筋肉の厚みと、広い背中の筋肉がはっきりわかるんです。

「え、お前どうしちゃったのそのからだ?」
「いや、大学でボディビル部に入ったんだよ・・・」
「ボディビル…」
「ところで、浅井なんでここに来たの?」
「え…」

そこで、痩せようと思って来たことを話したら、その〇▽君が、トレーニングのやり方や、食事のことをわかりやすく、丁寧に教えてくれたんです。

このトレーニングは、ここを鍛えるトレーニングだから、ここを意識してここに注意して動かして…

今まで、何がいいのか、どんな効果があるのかもわからないでやってたから、続けることも出来なかったけど、正しいやり方や効果、目的がわかると、なんだか続けてやりたくなっちゃったんです。

しばらく、〇▽君に指導をしてもらいながら続けていると、少しだけどカラダが変わってきたんです。

20歳を超えてから、半分あきらめていたカラダ変わってく。
これって、希望の光が降りそそいで、未来が開けてきた感じですよ。

そこからは、もうトレーニングにすっかりハマっちゃって、のめり込んじゃったんですね。(笑)

だって今まで、イヤでイヤでどうしようもなかった、カラダが変わってくるんだから、こんな楽しいことはないじゃないですか!

今まできれなかった服も着れるようになって、買いましたよブランド品!(笑)
彼に偶然再会していなかったら、カラダが変わることもその後トレーナーになることもなかった思います。

どうせならもっともっと知りたーいって事で、なんと語学ゼロのままアメリカへ行っちゃったんですよ。シュワルツ浅井24歳の秋です。

本当に英語は全くダメ。高校時代3年間常に赤点…
でも、最新と最高の知識と技術に触れたくて、行っちゃったんですね~

まあ向こうに行ってからは、案の定ハチャメチャな毎日でした。
マクドナルドででミルクたのんでも「味噌スープはない!」って言われるし、フリーウエイで車を運転してたら止められて、警官に銃を突きつけられるし、何言ってるかわからないし、ホームレスなのに自分より筋肉質だし…

そんな、ドタバタの渡米生活も終わり、帰国後は市内のスポーツクラブでトレーナーとして働き始めたんです。お客さんに大好きなトレーニングを教えて、お金もらえるんですから。
仕事って感覚じゃなかったんですね。

昔の自分のように、巷の様々なまちがった情報でダイエットしたいのにうまくいかない方が本当に多いですよね。

ダイエット専門トレーナーシュワルツ浅井は、自分の経験が生かせて、喜んでもらえることが仕事になっちゃっただけの話なんです。

だから毎日が楽しくてしょうがないんです。
大好きなことが仕事なんだから。

著者:浅井 重順 北海道・札幌支部マスタートレーナー
(パーソナルトレーニングジム Shape Body)

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