コラム

ストレッチ 不思議で面白い

  • ストレッチ 著者:植田 和也

相反神経支配を用いた太ももの前側(大腿四頭筋)のストレッチ

今後このコラムを通して、ストレッチの種類や方法、タイミングなどについてご紹介させていただきますが、今回はストレッチや筋肉などに少しでも興味をお持ちいただきたいという思いから、少し変わったテクニックのストレッチをご紹介させていただきます。

今回皆さまにご紹介させていただくのは
「相反神経支配(※1)を用いた太ももの前側(大腿四頭筋)のストレッチ」です。

ハムストリングスの筋肉を刺激することで、目的となる太腿四頭筋を緩めるというテクニックです。膝痛などの関節可動域制限があるクライアントさまや、柔軟性が低く軽めのストレッチでも強い伸び感や強い痛みを訴えられるクライアントさまに対して有効に使え、簡単に効果を体感していただけるテクニックなので是非一度お試しください。

※1 相反神経支配とは、主動筋が収縮する際に拮抗筋を収縮させず、互いに拮抗しあう筋の活動を抑制するメカニズムのこと。
例)ハムストリングスが縮み、反対の大腿四頭筋が伸びることで膝を曲げることができる。

著者:大阪狭山市支部マスタートレーナー 植田 和也

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